障害者雇用×行動分析学 雑記帳

障害者雇用と行動分析学についての雑感です

5-2【補足】できるようになるよう少しずつ練習する

前回、働く上で必要なこと、考えておくことなどをお伝えしました。
今回は前回の補足です。
働くうえで必要となるとしても、今の自分にできるとは限りません。
もし、今の自分にはできない項目もあるのなら練習が必要です。
何を練習するかというと、職業準備性に関することから始めるといいと思います。
下の図は、「職業準備性」をまとめたものです。

 

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                図 職業準備性


資格や職業上の経験など「職業適性」に関する一番上の段階は、希望する職種や業界によって変わってきますが、「日常生活管理」「健康管理」の部分はどの仕事に就くときも必要になります。

 

練習するには、①自分で取り組む、②「通う場所」を見つけて、出かける生活を送れるようにする、③(学生なら)学校に行く生活の中で練習するが考えられます。

②の通う場所は、障害者の就労支援としてなら「地域障害者職業センター」、「就労移行支援事業所」が該当します。


地域障害者職業センター(JEEDホームページより)
http://www.jeed.or.jp/location/chiiki/index.html

就労移行支援事業所(厚生労働省サイトより)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/yuusenchoutatsu/sisetu.html

 

取り組む内容やペースは人それぞれですが、会社に通う職業生活に徐々に慣らしていくことが目的の一つと言えます。