障害者雇用×行動分析学 雑記帳

障害者雇用と行動分析学についての雑感です

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

障害者が就職活動をするときの基本ステップ<就職の準備6>

6.発達障害についての一般的知識を集める もし、診断がある方であれば、その診断名に関する情報を集めます。 一般的知識を得ることの主な理由は以下のとおりです。①自分のことをより深く知ることができるから②誤った情報に気付けるようになるから③自分の困…

5-2【補足】できるようになるよう少しずつ練習する

前回、働く上で必要なこと、考えておくことなどをお伝えしました。今回は前回の補足です。働くうえで必要となるとしても、今の自分にできるとは限りません。もし、今の自分にはできない項目もあるのなら練習が必要です。何を練習するかというと、職業準備性…

障害者が就職活動をするときの基本ステップ<就職の準備5>

5.希望を叶えるために不足があれば補う方法を考える 自分の就きたい仕事や労働条件が整理できたら、今の自分にできそうか考えてみます。 仕事の話の中での「できそうか?」というのは、「資格や経験を有しているのか?」のように聞こえます。当然、企業か…

障害者が就職活動をするときの基本ステップ<就職の準備4>

4.希望の労働条件を考える(会社への開示の検討を含む) 働きたいと考えた時、希望職種がわからない、特に就きたいという仕事が思い付かないということもあるかと思います。そんなときは、ひとまず職種選択は置いておいて、その他の労働条件を考えるという…

障害者が就職活動をするときの基本ステップ<就職の準備3>

3.周囲に伝えたいこと、お願いしたいことを整理する 発達障害は、一見するとわかりづらい面があります。障害の特徴が、コミュニケーションや学習、運動、感覚等に出やすく、これらが複数絡んだ結果として、様々な困難さが日常生活において現れるからです。…

障害者が就職活動をするときの基本ステップ<就職の準備2>

2.自分のできること、苦手なこと、したいことを整理する 就職活動をするとき、自分のできること、苦手なこと、したいことを考えてみましょう。 ■自分にできること・苦手なことを考える 就職活動の話の中で「自分ができること」と聞くと、セールスポイント…