障害者雇用×行動分析学 雑記帳

障害者雇用と行動分析学についての雑感です

自己紹介書を作ろう

面接では、多くの企業から履歴書や職務経歴書の提出を求められます。

その際に「自己紹介書」の作成しておくと様々なところで役立ちます。

自己紹介書とは以下のような情報をまとめた資料です。

 

・障害名

・自分の障害特性や病気などの症状についての説明

・自分の特性が仕事に影響する場合の自分なりの対処方法

・得意なこと、苦手なこと、得意とまではいかないができること

・ストレスや疲労がたまったときのサイン

・ストレスや疲労がたまったときの自己対処

・一緒に働く人に知っておいてほしいこと

・通院の頻度や曜日

・主治医や支援者からのアドバイス  など

 

内容に決まりはありませんが、企業が適切な雇用管理をするにあたって知っておきたい情報です。

また、これらは面接などで質問されることも多いですし、入社後も一緒に働くメンバーに伝達しておきたい大切な内容です。

 

そして、これらの情報を初対面の相手にわかりやすく伝えることはなかなか難しいものです。

同じ内容を伝えるにしても、言葉選びで印象が大きく変わります。

そのため、事前に整理しておくとよいでしょう。

文書にして企業に提出するか、面接時に手持ち資料として使うかに決まりはありません。状況や個人の考えによって使い方はそれぞれです。

 

また、クローズ(会社に障害のことを伝えない就職活動)の場合には、より一層重要になります。

クローズは、会社に障害のことを伝えないのですが、その分支援者や上司同僚の協力を得にくくなる場合があり、仕事に関する様々な問題に一人で対処しなければなりません。

そのため、自分の得意不得意を把握しておき、トラブルへの対処方法をしっかり確立しておく必要があります。

 

就職活動の際は、自己紹介書の作成を検討してみるとよいでしょう。